お米と日本酒
新潟ケンベイの酒米工場で丁寧に精米された美味しい日本酒があります。酒米(五百万石)を原料にして、酒つくりのプロと吟味を重ねて造り上げたのが、純米大吟醸「天水田(てんすいでん)」です。
天水田の原料に使われている五百万石は、生活廃水・工場廃水が流れ込まない環境で、春の雪解け水、新緑に降る雨、大地からの湧き水、木々豊かな山間を流れる沢の水だけを使用し、大地との天の恵みに育まれた山深い田で丹念に育てられたお米です。
これを精米歩合50%以下の白米と米麹および水のみを原料とし、徹底した低温管理で長期発酵させた清酒・純米大吟醸酒「天水田」が製造されています。食用米の精米は10%程度ですから、いかに精米されているのかよくわかると思います。
この日本酒を製造しているのは塩川酒造(株)さん。新潟市の西・内野町にあり新潟大学の街にいくつかある蔵元の一つです。大正初期、大正酒造(株)として設立された蔵元さんです。小規模の蔵元さんですが、日本酒古来の文化を守り品質の管理には定評があります。関東信越国税局酒類鑑評会に於いて、清酒「越の関」が第44・45・46・48・49・55・60・62・63・64・69・70・72・74回で金賞受賞しており、第70回では首席第一位。平成8年新潟県新酒鑑評会は第一位。平成12・16年の全国新酒鑑評会にて金賞。平成17年の自醸酒品評会において5位入賞など多くの賞をいただいています。信濃川の伏流水の豊富な地域で大変水質が良く、酒質はまろやかでソフトに仕上がります。
穏やかな香りで味わいが深い清酒です。五百万石で造られた純米大吟醸は珍しいと思います。それは五百万石は高精白には耐えられないといわれているからです。しかしながら今回の天水田産の米は、 高精白にも耐え、順調な醗酵経過をとることが可能でした。天水田は品の良い香りがありながらも、五百万石ならではのすっきりとした後口になっています。
おいしいお米、おいしい水の環境のある新潟県から造られるおいしい日本酒です。一度試飲を兼ねて購入してみてはいかがでしょうか。
日本酒はお米から造られるってご存知でしょうか? お酒が好きな方なら誰もが知っていることかも知れません。日本酒に合ったお米を中心にお米から日本酒が製造されています。そのお米は酒米と呼ばれ数百種類の品種あります。代表的な酒米の品種は、山田錦、五百万石、美山錦、出羽燦々、雄町などになります。また近年では食用米の一部も酒米として使われるようになってきました。
それでは酒米と食用米の違いはどんなところでしょうか。酒米には心白という白い芯のような部分があり、砕けにくく、タンパク質が少ないため雑味が少ないのです。対する食用米には心白がありません。代表的な山田錦をみると、かなり大きな心白があります。大吟醸のような精密な精米を行なっても品質にばらつきが少ないのが大きな特徴です。
品種がたくさんあるのは、地域や気候によってそれぞれ作るのに向いているお米が異なるからです。地球温暖化の影響などもあり、少しずつ気温が上昇しているため、新しい品種は今後もどんどん登場していくことでしょう。