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仙台東部の全農地の本年度作付け制限

 平成23年4月8日、大津波で浸水した仙台市東部の農地約1800ヘクタール全てで塩害のため本年度の作付けが不可能な状態にあることが市の調査で分かった。このうち仙台東部道路の東側約1500ヘクタールは、排水機場も全壊するなど深刻な被害になっている。この地域は元々地盤が低いため、農業用水を排水機場を通して農業用水海に流していた。そのため津波が引いた後も多くの地域が海水に水没したままだ。排水機がなければ海水を排出できない。更に被害のなかったその内陸部でも、お米を作ると農業用水が沿岸部に流れ込むだめ、お米は作れないことがわかった。

 ことしの作付けが不可能とされた農地のうち、大半の約1600ヘクタールが水田で、畑は約200ヘクタール。被害は宮城野区岡田、若林区六郷、同七郷、太白区四郎丸など広域にわたっている。

 塩害になったところは土壌を何度も洗浄しても4~5年後になる。また洗浄するには莫大な費用が掛かるし、一台数十億円する排水機を新たに購入しなければ農業が開始できない。国や県が援助(融資?)するにしても、どこまでできるのか、宮城県の米農家は厳しい現実が突きつけられている。